お知らせ詳細

女性の平均寿命は87.45歳と男性よりも長寿ですが、日常生活に支障がある非健康な期間（健康寿命との差）も約12年と男性より長く、さらに、介護される方の7割が女性です。
女性健康寿命サポート外来では、女性に多い疾患や女性で更年期（４５－５5歳頃）以降増える疾患とその予備軍（脂質異常症、肥満、耐糖能異常、骨粗鬆症、サルコペニア（筋肉量低下）、甲状腺疾患）を対象とし、若いうちから脂質、血糖、血圧や体重を適切に保つことによって、脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患を予防したり、適切な食事療法、運動療法などで骨粗鬆症を予防し、筋肉量も保ち、将来の転倒～骨折から寝たきりになるのを防ぎ、健康寿命の延伸をサポートすることを目標としています。

日光にほとんどあたらなかったり、過度の飲酒や喫煙、30〜50歳代にあまり運動をしないと、骨量や筋肉量が急激に減少する可能性があります。女性の要介護となる主な原因である転倒・骨折や脳卒中から寝たきりになるのを防ぐため、早いうちからチェック、対策することをお勧めします。

女性健康寿命サポート外来医師を中心に専門の理学療法士、管理栄養士、看護師、放射線技師、臨床検査技師、薬剤師、事務職員、守る会スタッフがチームとなって診療にあたります。
ご関心・ご希望のある方はどうぞお気軽にお問合せ、受診してください。
女性の皆さまの健康寿命を延ばし、末永く生き生きとした人生を送っていただくためにサポートさせていただきます。

【予約制】女性健康寿命サポート外来
診療日：毎週月曜日 11:30～2枠
担当医師：佐々真理子医師
※受診にはご予約が必要となりますので、お気軽に受付にお問い合わせください。