健和会通信「もっと知ろうよ糖尿病in高槻2022」

健和会通信「もっと知ろうよ糖尿病in高槻2022」

「もっと知ろうよ糖尿病in高槻2022」が高槻市生涯学習センターで開催されました。
当日の様子についての寄稿がありましたので掲載させていただきます。

高槻市医師会糖尿病パス委員会の主催で、11月13日（日）に高槻市生涯学習センター2階ホールで行われました。あいにくの雨の中でしたが多くの市民の皆さんが参加されました。

世界に広がる糖尿病の脅威に立ち向かうために、2006年に国連総会で11月14日を「世界糖尿病デー」と定めました。今や5憶３千万人が糖尿病にかかり、5秒に1人が糖尿病で命を落としています。人類の危機です。これを予防・治療するために世界中で取り組みが行われています。

医師会の委員の金子先生（高槻日赤）による開会の挨拶の後、委員の医師2人によるミルクボーイ風の漫才がありました。健診を受けた奥さんが「豆乳によく似た病気と言われた」「そら糖尿やがな」というやり取りで健診と診察を受けることを勧める内容です。

続いて医師役と患者役の委員による健診結果を主治医に尋ねる内容の診察風景の「小劇場」。
その中での解説として

1. 血糖値のお話（高槻日赤の看護師）
2. 食事療法（高槻病院・管理栄養士）。
3. 運動療法（うえだ下田部病院理学療法士）

の講演が行われました。

運動療法は当院のリハ科の角・竹原PTが担当しました。クイズ形式を取り入れ、参加者が〇×で回答し、わかりやすかったです。また椅子に座ったままでできる運動の紹介もよかったです。
最後に委員の徳本理事長が閉会の辞を述べ「自分の血糖値の状態を知るためにも健診を受けましょう」と締め括り終了しました。
高槻市での取り組みが世界の糖尿病との運動につながっているということと、健診の大切さを痛感する講演会でもありました。

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