糖尿病の運動療法について

運動療法とは、食事療法・薬物療法と並んで、糖尿病をコントロールする有力な手段です。特に日本人の糖尿病の9割以上を占める2型糖尿病では、食事療法に加え運動療法を効果的に行うと、血糖が下がるだけでなく、糖尿病の諸症状が改善されます。
当院では、教育入院中に運動の習慣をつけるため、初めに担当理学療法士による運動療法のオリエンテーションを行っています。その後、筋力トレーニング・有酸素運動（ウォーキング・自転車エルゴメーター等）に加え、自宅へ退院してからも簡単にできる自主トレーニング指導を、それぞれの患者様に合わせ行っています。